中村修人 / Nakamura Syuto

音楽活動報告他諸々を書き殴る

インダストリアルロックバンド「Twitter Account」のMV公開と今後について

俺(Ba,Vo)と松木晃大(Vo)のバンドTwitter Account(サイト)が、
数日前にリリースした1st album「Love me!」の5曲目、
4つ打ちトラック「No」のMusic Videoです。
撮ったのは俺、出てるのは松木くんです。
是非観てやって下さい。


俺も松木くんも、
1st収録曲で一番気に入っている「No」。
元々アルバムは5曲入りの予定でしたが、
この曲が最後に、そして急に完成して、
めでたく6曲入りになりました。

アルバム作業の最終日、
残り一時間というところで、
急に振って沸きまして、
「せっかくだし、録るだけ録ろうか。」
と軽い気持ちで臨みましたが、
いやはや、できる時はできるもんですね。
できない時は全くできませんけど…。

“Well well,If you ask me something…”
と叫んでいるのが俺、
“I'll say no no no no no.”
“Absoluteiy no no!”
と叫んでいるのが松木くんです。
我々、声が似ているらしく、
判別が難しいそうなので明記しときますね。

このノイズがフレットレスベースから
出ていることに驚いて頂けたらなと。
エフェクターのちからってすげー!
(使用機材はこちら)
DAW上ではほぼ音質調整のみで
アルバム全曲仕上げてますので、
実際にこの音がライブでご堪能頂けます。

で、そのライブなんですが。
これね、2017年内はやらないことにしました。
つい数日前にアルバム完成飲み会をやりまして、
その時に今後の話をしたんですが、
俺は現状、生活が超不安定。
松木くんはこれからド級の激務。
お互いに落ち着くまで大人しくしようと。
しかもですね、俺と松木くんの家って、
めっちゃ離れてるんですよ。
電車で2時間近くもかけて、
作業の度にこっちまで来てくれた松木くん、
マジありがたさしかない。

なので来年からポツポツとやっていく予定。
今まで作曲に使っていた時間を
ライブに充てれば問題ないでしょう。
更に、時代に逆行してCD刷ろうかと、
しかも限定ボーナストラック入れようかと、
そんな話をしています。
というわけで、今後ともTwitter Accountを
どうぞよろしくお願い致します。

アルバム公開から4日。
好評で嬉しい限りです。
聴いて下さった皆様、
誠にありがとうございます。
情報の拡散にご協力下さった皆様、
感謝感激雨霰でございます。

最後に全曲まとめ動画を貼っておきます。
気分がむしゃくしゃした時にでも是非。
Twitter Account Site

歪みベースでインダストリアルな新バンド「Twitter Account」始めました。1st「Love me!」配信開始。


はい、こういうバンド、始めました。
インダストリアルロックですかね。

楽曲提供業務から離れてのバンド活動というと、
今までずっとドラムの担当でしたが、
ここではベースとボーカルです。
叫んでばかりですけど。
作詞作曲もやりました。
楽曲は“ド”シンプルですけど。

メンバーは俺と松木晃大くんの2人だけ。
松木くんはButterfly Of Ruinsというバンドで
ギターを弾いていますがこちらではボーカル担当。
シャウトが滅茶苦茶上手い粋な男です。

Butterfly Of Ruins


結成の経緯は今現在、メインサイト扱いのTumblrに書きました。
使用機材も載せてます。
ご興味がお有りの方は是非ご訪問下さい。

https://twitteraccountband.tumblr.com/
因みに、ベースは3台のアンプで同時に出せるよう、
足元を組んでいます。

私、小さな夢がありまして、それは
「ビートを作る役でなく、ビートに合わせて演奏してみたい」
というものでした。
ビート、つまりノリを作るドラムというパートは、
バンド全体のクオリティに大きく関わるので、
重責過ぎて時々とてもイヤになるんですよね。
結果、ここ数年間、
10年以上やっていたドラムから距離を置いていますし。

それと「大声で力の限り叫びたい」という夢も。
usual nameの活動の中で、声素材のために
スタジオで絶叫する機会がありまして、
その日からしばらく体が軽くなったんですよ。
名俳優である西田敏行さんもアウトレイジの撮影で大声出しまくったら、
体調がすこぶる良くなったと言ってたっけ。
なので、シャウトできるバンドがあれば、
毎日の気分がもう少しだけ楽にならんだろうか、と。

そして、ベースを弾くこと、
爆音でノイズを出すこと、
硬派に楽曲をまとめること、
メンバーが二人だけのバンドを組むこと、
これら全部が昔から大好きなので、
それなら、松木くんにご協力頂いて、
端から全部やってしまおうとなったのでした。

とは言っても、この音楽性に固まるまで
けっこう紆余曲折ありました。
あーでもねー、こーでもねーと、
半年以上かけて調整に調整を繰り返しました。
最初の頃は松木くんもギター弾く予定でしたし、
俺も曲に説得力が持たせられないなら、
やっぱりベースやめてドラムやるべきかなと悩んだり。
ミックスも散々苦労しました。
録音は即終了でしたが、その後がね…。
良い仕上がりと自信が持てるまで、
近しい友人達に聴き込んで頂き、
どうにか納得いく形でまとまりました。
ご協力頂いた皆様、誠にありがとうございました。

記事冒頭に貼ったyoutubeでの音源、
Bandcampにて販売しています。
お値段1000円。

Sound cloudもあります。
良かったらフォロー、よろしくお願いします。


はい、というわけで、
Twitter Account、以後お見知りおきを。

リミックスのお仕事で大いに自覚した「音楽における俺のフェチ」

昨日今日とガッツリ“REMIX”ってのをやってます。
原曲の一部を拝借して、
全く新しい形に変貌させることですね。

今までにも、趣味やらコンピに参加するために、
自分の曲をリミックスすることは何度かありましたが、
今回は発注を受けてやっています。
つまりお仕事、つまりお金が絡む。
報酬が発生するってことは責任も発生する。
こりゃちゃんとやらないと。

クライアントさんは
ガッチリな3ピースバンドサウンドなので、
歌だけ頂いてエレクトロ風味にすると、
俄然勢いがなくなると感じたので、
元素材を活かしまくる方向で決めた。
ただ単に俺がエレクトロアレンジが
好きじゃないだけかも知れんけど。

ミックスの方向性も特に指定はなく、
自由にやって下さいとのことで、
俺の好きに…つまり、
俺がリミックス版を好きになるよう
徹底的に料理しまくろうと。

そうすると面白いくらい、
「自分が好きな要素」とは何かが見えてくる。
そう、ホント、面白いくらいに。

俺は、
・変拍、ポリリズムが好き
・轟音ノイズが好き
・しばらくボーカルだけ残すのが好き
・とにもかくにもトレモロが好き
ディストーションボイスが好き
・曲の雰囲気やジャンルを急激に変貌させる編曲が好き
・あれ?曲、終わった?とリスナーを騙すのが好き
これらがリミックス作業を通して得た、
俺の音楽的フェチ一覧である。
既に重々自覚があった項目がほとんどながら、
そうではない項目も。

これ、俺が作った半数以上…
いや、8割以上の曲で何れか3つは必ずやってると思う。
きっと今頃、俺の友人や知合いの方は、
大笑いしてるんじゃないだろうか。
「ホントにいつも中村がやってることだ!」って。
嗚呼こんなにも俺の趣味指向は単純だったのか。
ま、いいですけど。
だってどの要素もカッコいいもん。
LOVEなんだもん。

で、今、リミックスの雛形はできたが、
何となく納得いかない。
あんまり原曲と変わらない様相になってしまった。
それじゃアカンよな。
クライアントさんに
「キミ、頭おかしいよね。」
と評価して頂くのを目標に頑張ります。

正に苦行!MIX三昧の日々

ここんとこ、ツラいんすわ。
タイトル通りミックス三昧の日々。
しかも俺はその作業が好きじゃないんだな、これが。
だってさ、奥が深過ぎるんですよ、この世界。

友人がこの話題で、
ミックスって“正解”はないくせに、“間違い”だけはあるから始末に負えない。」
と発言し、感動と虚脱感を同時に得たんですが、
最近、作業中にこの名言が頭をぐるぐるします。
あーああばばばば。

私、そういった専門学校に通ったわけでもないし、
そういったアシスタントになったこともない、
端から見ればズブの素人に近いわけで。
とは言え、ミックスし初めて既に歴5年。
幸いなことに今まで一度も
ヘタクソとか素質がないと言われたことはなく、
耳も鍛えられるし知識も経験も得られると思い、
自らに鞭打ってやっている。

それにやっぱりお金。
今、出したい&出すと決まっている音源がかなりあるので、
それら全部をプロにお任せするとなると、
それこそもう二度と制作活動なんてできないくらいの投資額。
もちろん質の高い音源を出せば、
それだけ還りも大きくなる可能性は高まるわけだが、
その元手がそもそもない。
音楽はなかなか儲からん。

つまり、
「絶対にプロにやって頂いた方が良いが、
自らのためと経費削減のため、自分でこなしている。」
といったところ。

だがしかし、俺がミックス作業をする上で、
致命的に向いてない要素が以下。

・耳の特性
俺の耳は高音を拾い易く、そしてそれを痛いと感じてしまう。
他の誰も気にしていないのに俺だけなんてしょっちゅうだ。
加えて俺の耳は疲れ易い。
作業中どんどん聞こえが悪くなってくる。
とっとと的確に進めて終わらせるか、
長めに耳休憩を取りつつノロノロやるしかない。

・完璧主義
これ、な。
完璧なのは素晴らしいことだが、
完璧主義ってのは褒められたものではない。
どこかで潔く踏ん切りをつけることが、
この作業には絶対必要だ。
微細な調整を繰り返している内、
他の欠点やバランスの悪い箇所を見付けてしまい、
そこから伝播して結局全曲やり直す…
なんてのが頻発し、
個人作品ならいざ知らず、
バンドやユニットとなれば当然、
メンバーや相方がいるわけで、
それだけ何度も聴いて確認してもらうことになる。
仕事としてだと、今度は一発勝負だと緊張する余り、
なかなか作業を止められない。
その内、根本的に方向性を変えてしまい振り出しに戻し、
そうしている内に耳は疲れて判断がつかなくなってくる。
だから、ミックス作業に完璧主義は御法度だ。
「あれ?もうこれでいいんじゃん?かっこええやん?」
そう思った時に、素直にケツを捲るのが最善なのだ。
と、ここまで書いているにも関わらず、
実際、作業に入ると自制が効かないのである。
笑えない癖である。

さて、自分の脳内整理と反省のため、
抱えている案件について簡単にメモ。

1.usual name BEST
年内、サイトのリニューアルと共に
全三枚構成でリリースする予定。
数ヶ月を費やし、昨日やっと終わった。

2.新バンドの1st ALBUM
遊びで始めたが、手応えを感じ、
結局マジになってしまったバンドの音源。
昨日、相方に「完成した!飲みに行こう!」
とのたまった後、ストリーミング上で聴き直したところ、
どうにも納得いかず再び作業に戻る。
相方にも再度チェックを頼むとメールし、
申し訳なさでどこか遠くへ逃げたい気分に。

3.ゲームのサントラ
こちらも遊びからマジになってしまった系プロジェクトで、
ゆるゆるダラダラと進めて行くつもりだったが、
わけあってプラン変更、
とっとと曲を仕上げなければならん状況に。
ミックスどころか、そもそも曲数も目標に足りてない。

4.仕事
今現在、仕事として、
ミックスまでこなす必要があるのは二件。
どっちもすっごくハードルが高い。

5.ソロ作
少し前にソロでノイズ作品出したら、
「ウチで是非」って声掛けてくれたレーベルがあり、
どうせなら何か作りたいなと考えている。
考えている、が…。
ネタ、意欲、近況を思うと手が付けられない。

こんなところか。
パッパラー。

本日、割と尖ってる音楽情報サイト『MUSIC HACK』祝一周年!

私がメインライターを務めさせて頂いているサイト、
『MUSIC HACK』ですが、
9月24日の本日、一歳のお誕生日です。
おめでとう、超おめでとう。

既に当サイトをご存知で来訪経験のある皆様、
誠にありがとうございます。
お世話になっております。
ご存知でない方は是非一度、
いらしてみて下さいませ。
変なまとめ記事が満載でございます。
例えば、これ↓なんていかがでしょう。
俺のデビュー記事はLightning Boltでした。
もはや懐かしい。

俺、2ピースバンドが大好き過ぎて、
編集長に初めて会った時に、
「ふたりバンドの特集コーナー、やらせて下さい!」
って詰め寄ったのよね。
とても元気だったんだね。
そして、最もサイトに貢献できた記事がコレ↓。

Googleで“スカムミュージック”と検索すると、
必ずトップページ内に出る自慢の記事。

ところで、現状はと言うと、
正直、まだまだの状態。
来訪者様も、検索上位記事も多くはない。
しかも現在、俺の生活が諸事情により
かなり不安定なため、
腰を据えての執筆もままならず、
編集長には大変迷惑を掛けている。
情けないったらありゃしない。
早く何とかしないとね。
頑張ります。

とは言え、
最近じわりじわりとだけど、
知名度上昇中らしい。
なら尚更、面白い記事たくさん書かないとな!

というわけで、
万々歳のお誕生日とはいかないけれど、
大きな飛躍の一年になるよう精進して参ります。
皆様、何卒よろしくお願い申し上げます。