中村修人 / Nakamura Syuto

音楽活動報告他諸々を書き殴る

JMT SYNTH「NOSC 10」が好き過ぎてたまらない。

※当記事は、私の昔のブログから転載で、
JMT SYNTH「NOSC 10」について書いた文章です。

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楽器とは、音楽を奏でるものであるからして、
その音さえ良ければ本分を全うしていると
そう言えるのかも知れない。

しかし、だ。
楽器というのは安くない。
そう、驚くほど、安くないのだ。
せっかく高いカネを払って手に入れたのならば
当然、末永くお付き合いしたい。
愛着を、尽きる事なく抱き続けたい。
ではそこで“音が良い”という長所のみで
長年連れ添っていけるのだろうか?
これを俺の棺に入れてくれと、周囲に言えるのだろうか?

否、断じて否である。
音は勿論だが、デザインも重要だ。
超重要だ。

俺は黒が好き、銀が好き、硬い質感が好き、ツマミが好き。
そして何より、ミニマルなデザインが好き。
俺はブランドロゴが嫌い、カラフルな色彩が嫌い。
そして何より、持ち運びに困る重さやサイズが嫌い。

さて、こちらがNOSC 10のご尊顔である。f:id:nakamurasyuto:20180116135258j:plain
…ね?
俺が、惚れないわけが、ないだろう。
買ってしまうよ、こんなん、愛してしまうよ、一生。

そう言えば、これが何なのか説明していなかった。
これはノイズシンセサイザーといって、簡単に言えば
“雑音しか演奏できない楽器”である。

ビーとかゴーとか、鳴る。
すごく存在感のある音質で、鳴る。
よだれが、出る。
しかも、これ一個で同時に5音も出力できる。
あああああ、出る。

「え?そんなの何に使うの?」ですと?
ははは、まさかまさか、そんなことを質問されるとはね。
全く音楽というものをお分かりになっていらっしゃらないようですな。
決まってるでしょう、アンタ、こう、いい感じに使うんですよ。
しかるべき時に、こう、ちゃんと、バッとさ、かなり、かっこ良く、さ。
はは…は…。

当シンセの制作者であらせられるJMT SYNTH様は
他にもこういった知的にクレイジーなノイズシンセを
多数制作なさっている最高の楽器メーカーである。
皆の者、ひれ伏して。今すぐ。

NOSC10、生涯あなたを愛すだろう。


こちら↓で買えます。皆様、是非。